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新型アウディQ7、燃費を7%向上した大型プレミアムSUV
アウディ ジャパンは2009年9月30日、「アウディQ7」をマイナーチェンジして発売を開始しました。今回の主な変更点はブレーキエネルギー回生システムの新搭載などによる燃費の向上とフロントとリアのデザインの変更です。エンジンは3.6L V6と4.2L V8の2種類が搭載されています、車両本体価格は3.6Lモデルが740万円、4.2Lモデルが970万円。
新型Q7はのために、新しくブレーキエネルギー回生システムを搭載したことによって燃費が向上しています。この新しいシステムは、減速時に積極的にオルタネーター(発電機)を作動させてバッテリーを充電し、加速時には充電した電力を利用してオルタネーターを停止し、発電による抵抗を減らす仕組みです。それらの作用によってオルタネーターの負荷を最小限として燃費を向上させるものです。。
ハイブリッド車のプリウスやインサイトの回生ブレーキが、減速時に充電したバッテリーによってモーターを回して駆動力を得る仕組みと比べると、回収できるエネルギーの量わずかです。この仕組みによる燃費改善効果はそれほど高くなく、新型が7〜7.5%燃費を改善できたのは、エンジン制御プログラムの改良効果のほうが大きいといえます。とはいえ、通常のクルマが備えるパーツをそのまま応用しているため、低コストで導入できるのはメリットです。
エンジンは従来モデル同様、3.6L V6 FSIと4.2L V8 FSIの2種類があります。どちらもガソリン直噴方式を採用する自然吸気タイプのえんじんです。パワーも従来モデルと同じで、3.6Lモデルが最高出力206kW(280ps)/6200rpm、最大トルク360Nm(36.7kgm)/2500-5000rpm。4.2Lモデルが257kW(350ps)/6800rpm、最大トルク440Nm(44.9kgm)/3500rpmを発揮します。
パワーは従来のモデルと変わりませんが、燃費性能は両エンジンとも改善されました。10-15モード燃費は3.6Lが従来の7.1km/Lから7.6km/Lになり7%向上、4.2Lは6.7km/Lから7.2km/Lに7.5%向上している。トランスミッションは6速ATで、駆動方式はアウディが「クワトロ」と呼ぶフルタイム4WDを採用しています。
外観では、まずヘッドライトを取り囲むようにLEDポジションライトを内蔵する最新アウディと共通のデザインにした。ただしLEDの配列は、他のアウディ車とは異なるU字状のパターンにして区別している。
フロントグリルは縦方向のクローム仕上げバーを加え、より立体的なデザインになった。フロントバンパーもデザインを一新し、左右のエアインテーク上部にLED方式のウインカーを内蔵する。
リアコンビネーションランプも最新アウディ共通のデザインで、LEDがリング状に点灯する。テールゲートは従来モデル同様、ボディーサイドまで回り込んだ特徴的なラップアラウンドデザインだ。
安全装備では、走行中の車線はみ出しをドライバーに警告する「アウディ レーンアシスト」、車線変更時に接近車両を知らせる「アウディ サイドアシスト」、0〜200km/hの間で先行車との車間距離を一定に保つ「アダプティブ クルーズコントロール」をセットオプションで用意した。
従来モデルのユーザーは8割が既婚者やファミリーで、新型Q7のターゲットユーザーも同じ層だ。アウディに限らずプレミアムカーは同じブランドの乗り継ぎユーザーが多いが、Q7の従来モデルでは約半数が日本車からの乗り換えで、前車種もSUVからワゴンまで幅広いのが特徴だという。ラグジュアリーセダン並みの快適性を実現した大型SUVというジャンルは、確かに国産車には見かけない。